解体や造成の現場では、残土の搬出が1日止まるだけで、掘削や次の工程まで後ろにずれていきます。搬出をスムーズに進めるコツは、着工前に「土の量」「土の中身」「運び方」「搬出先と書類」を決めておくことです。この記事では、平塚市岡崎で残土の受け入れと出張引き取りを行う英建株式会社が、業者様の現場で段取りを組むときに押さえておきたい5つのポイントを整理します。
残土の搬出で段取りが崩れやすい場面
残土の搬出がつまずくのは、多くの場合「現場に来てから分かること」が原因です。たとえば次のような場面です。
- 見込みより土が多く、手配したダンプの台数では運びきれない
- 掘ってみたらコンクリート片などが混ざっていて、そのままでは搬出先に持ち込めない
- 現場の前の道が狭く、予定していた大きさの車両が入れない
- 搬出先の受け入れ条件や必要な書類を、搬出の直前になって確認している
どれも着工前に確認しておけば避けやすいものです。以下の5つを順番に押さえておくと、当日の手戻りを減らせます。
着工前に決めておきたい5つの段取り
① 土の量は「掘ったあとの量」で見込む
図面から出した掘削量は、掘る前の締まった地盤(地山)の体積です。土は掘り起こすと粒の間にすき間ができて、体積が増えます。この増え方を表すのが「土量変化率(L)」で、掘ったあとの土量を地山の土量で割った値です。
たとえば横浜市道路・交通政策局の「設計業務数量算出基準」(令和8年4月。横浜市の河川・道路工事の土工に適用される基準)では、土を細かく分類しにくいときに使ってよい変化率Lとして、次の値を示しています。
| 土の区分 | 変化率L |
|---|---|
| レキ質土 | 1.20 |
| 砂質土及び砂 | 1.20 |
| 粘性土 | 1.25 |
※同基準が標準とする詳しい分類の表では、粘性土を1.30としている区分もあります。
この値で考えると、地山で100㎥の砂質土は、掘ったあとには120㎥ほどになります。ダンプの台数や搬出の日数は、この「増えたあとの量」で見込んでおくと、足りなくなりにくくなります。あわせて、ダンプには最大積載量(重さ)の上限もあります。水を含んだ土や重い土は、荷台の容積に余裕があっても重さの上限に先に届くことがあるため、台数には余裕を持たせておくと安心です。実際の変化率は土質や現場の条件で変わるので、ここでの数字はあくまで見込みを立てるための目安としてお使いください。
② 土とガラを混ぜない手順にしておく
解体工事では、基礎や土間のコンクリート片、アスファルト片、木くずなどが土と一緒に出てきます。土砂そのものは廃棄物処理法の「廃棄物」には当たりませんが、工事など事業活動に伴って出たコンクリート片などが混ざった土は、産業廃棄物として扱う必要が出てきます。
混ざってから選り分けるのは手間がかかるため、ガラを先に撤去してから掘削する、土とガラの置き場を分けるなど、最初から混ぜない手順にしておくことが大切です。なお、分けたガラそのものも産業廃棄物です。処理を他社に委託するときは、許可業者への委託とマニフェストの交付が必要です。線引きの考え方は残土と産業廃棄物の違い|ガラ混じりの土が受け入れできない理由で詳しく解説しています。
③ 土の状態で気になる点は先に伝える
においがある、色がおかしい、油のようなものが浮いているなど、ふだんの土と違う点があれば、搬出先に早めに伝えてください。土地の以前の使われ方によっては、汚染の有無の確認が必要になることもあります。また、掘削や盛土など土地の形質の変更を行う面積が一定規模以上になる場合は、原則として着手の30日前までに土壌汚染対策法に基づく届出が必要です(対象になるか・例外に当たるかは所管の自治体でご確認ください)。英建では、危険物・悪臭のする土・汚染土壌はお受けできません。水分が多くぬかるんだ土なども、状態によっては受け入れが難しい場合がありますので、事前にご相談ください。
④ 車両の大きさと運び方を現場に合わせる
現場の前の道幅や、ダンプを停めて積み込める場所の有無で、使える車両の大きさが決まります。大きな車両ほど1回に運べる量は増えますが、入れない現場では小さな車両で回数を重ねることになります。
また、自社のダンプで持ち込むか、搬出先に引き取りに来てもらうかも、先に決めておきたいポイントです。現場が狭く土を仮置きしておけない場合は、出張引き取りを組み合わせると、掘った土をためこまずに進めやすくなります。
⑤ 搬出先と必要な書類を着工前に確定する
一定規模以上の建設工事では、元請業者に対して、搬出先の事前確認や、運ばれたことを示す書面の確認などが法令で求められています。対象となる規模や確認の中身は残土(建設発生土)に関わる3つの法律|搬出先の確認義務と盛土規制法にまとめています。計画に書いた搬出先と実際の搬出先が食い違わないよう、搬出先と受け入れ条件は着工前に決めておきましょう。
英建での受け入れ|業者様の現場で使いやすい点
英建株式会社は、昭和56年の創業以来40年以上、平塚市岡崎を拠点に土に関わってきました。業者様の現場からの搬出では、次のような形でお手伝いしています。
- 持ち込み:大型ダンプ(10t)でも進入しやすい広いヤードを確保しています。事前にお電話いただければ、当日のお持ち込みもスムーズです。
- 出張引き取り:自社のダンプが現場へうかがい、積み込みから運搬まで対応します(運賃は別途お見積り、重機の手配はご相談ください)。
- 帰りに砕石を積める:残土を降ろした帰りに、RC-40などの砕石を積んで帰ることもできます。埋め戻しや路盤に使う材料の手配を1回の運行にまとめられます。
- 産業廃棄物の書類:産業廃棄物収集運搬業(神奈川県)の許可を保有し、マニフェスト(産業廃棄物管理票)への記載・返送など、法令に沿った事務処理に対応しています。
残土の受け入れで必要になる書類(土砂受領書など)の取り扱いは、具体的な条件をうかがったうえでお答えします。平塚市内のほか、伊勢原市・厚木市・茅ヶ崎市など近隣エリアの現場にも対応しています(詳細はお問い合わせください)。料金は車両の大きさごとの目安を残土処分のページでご案内していますが、時期・土質・量によって変動します。お見積りは無料です。
まとめ|搬出の段取りは着工前に
残土の搬出をスムーズに進めるには、掘ったあとの量で台数を見込むこと、土とガラを混ぜないこと、土の状態を先に伝えること、車両と運び方を現場に合わせること、搬出先と書類を着工前に確定することの5つが基本です。
解体・造成の現場で出る残土の持ち込みも出張引き取りも、平塚の英建株式会社へお気軽にご相談ください(TEL 0463-50-3610)。土の量・現場の場所・ご希望の日程をお知らせいただければ、受け入れの可否とお見積りをご案内します。
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