花壇をつくり替えた、砂利を敷くために地面を掘った、人工芝の下地を整えた——DIYや外構工事では、ほぼ例外なく「掘った土」が残ります。いざ捨てようとすると土は家庭ごみに出せず、庭の隅に土嚢袋が積まれたまま、というご相談は少なくありません。この記事では、平塚市で残土の受け入れ・引き取りを行う英建株式会社が、量の見当のつけ方から混ざり物の分け方、少量から持ち込む方法までを整理して解説します。
DIY・外構工事では、思っているより多くの土が出る
「少し掘るだけ」のつもりでも、面積が広がると土の量はあっという間に増えます。実際にご相談が多いのは、次のような作業で出た土です。
- 花壇やレイズドベッドの解体、家庭菜園の畝の撤去
- 駐車場や通路に砂利を敷くための床掘り(すき取り)
- 人工芝・防草シートを敷く前の下地づくり、芝生の剥がし取り
- 物置やウッドデッキの基礎、フェンス支柱の穴掘り
- 土間コンクリートを打つための掘削
「これくらい」をざっくり数字にしてみる
土の量は「幅×奥行き×深さ」でおおよその体積が出せます。たとえば幅2m×奥行き3mの範囲を深さ10cm(0.1m)掘ると、2×3×0.1で約0.6立方メートル(㎥)です。一般的な土嚢袋1袋に入る土がおよそ0.02㎥ですから、単純計算で30袋前後という計算になります。「土嚢袋なら数袋で済むだろう」と考えていた方には、意外に多い数字ではないでしょうか。
掘り起こした土はふくらむため、実際にはこれより多く感じることもあります。重さの換算やトラック何台分かの目安は、残土の量の測り方|1立方メートルは何トン?でくわしくご紹介しています。
平塚市では土・残土は「処理困難物」|家庭ごみには出せない
DIYで出た土をどう捨てるかで最初につまずくのが、「ごみとして出せない」という点です。平塚市のごみ分別一覧では、「土」「残土」「石」はいずれも処理困難物に区分され、「販売店などの専門業者へご相談ください」と案内されています。可燃ごみや不燃ごみに少しずつ混ぜて出す、という方法は避けてください。なお、扱いは自治体ごとに異なります。伊勢原市・秦野市・茅ヶ崎市・厚木市など近隣にお住まいの場合も、まずはお住まいの自治体のホームページや窓口でご確認ください。
もうひとつ知っておきたいのが、外構業者に工事を依頼した場合の扱いです。平塚市は「家庭に業者が入って出たごみ」について、工事を請け負った業者に依頼するよう案内しています(平塚市「家庭のごみ・資源の分け方・出し方」)。業者施工なら残土の処理も含めて見積りに入っているのが一般的ですので、契約前に確認しておくと安心です。
また、余った土を近所の空き地や河川敷、他人の土地に置くのは、たとえ土であっても大きなトラブルのもとです。使い道があるなら、ご自身の敷地内でかさ上げや埋め戻しに使うのが基本になります。ただし平塚市は令和7年(2025年)4月1日から市全域が宅地造成及び特定盛土規制法にもとづく「宅地造成等工事規制区域」に指定されており、一定規模以上の埋立て・盛土には神奈川県の許可が必要です(平塚市「宅地造成及び特定盛土規制法の手続きについて」)。土嚢袋数袋ほどの量が該当することは通常ありませんが、まとまった量を庭に入れる場合は事前にご確認ください。
DIYの土は「混ざり物」に注意|そのままでは残土にならない
DIY・外構工事で出た土がほかと違うのは、土以外のものが一緒に出てくることです。ここが処分のしやすさを大きく左右します。
土砂そのものは、廃棄物処理法でいう廃棄物にはあたりません。一方で、コンクリート片(ガラ)・アスファルト・レンガ・ブロック・木くずなどが混じった場合、工事など事業活動に伴って出たものは産業廃棄物として扱われます。ご家庭のDIYで出たものは産業廃棄物ではありませんが、平塚市ではコンクリートブロックなどが処理困難物とされており、市の収集には出せません。いずれにしても、土と分けておくことが処分をスムーズにするいちばんの近道です。残土と産業廃棄物の線引きは残土と産業廃棄物の違い|ガラ混じりの土が受け入れできない理由で詳しく解説しています。
現場でやっておくと後がラクな3つのこと
- 掘る前にブルーシートを敷く……掘った土をシートの上に出せば、砂利や芝と混ざりにくく、袋詰めもスムーズです
- 砂利・防草シート・人工芝の切れ端は先に取り除く……あとから土の中から拾い出すのは手間がかかります
- 袋を分ける……「土だけの袋」と「ガラ・資材の袋」を分けておくと、受け入れの可否や費用の見当がつけやすくなります
なお、危険物・悪臭のする土・汚染土壌は受け入れできません。ガラが混ざっている場合も、量や混ざり具合によって扱いが変わりますので、まずは状況をお聞かせください。
少量でも大丈夫|土嚢袋1袋からの持ち込み
「業者向けの処分場は、少量だと相手にしてもらえないのでは」と心配される方がいますが、英建株式会社では業者様・個人様を問わず、土嚢袋1袋からの持ち込みを受け付けています。DIYで出た数袋ぶんの土でもご利用いただけます。
| 車両など | 料金の目安(税別) |
|---|---|
| 土嚢袋 | 1袋 200円 |
| 2トン車 | 9,000円 |
| 3トン車 | 10,000円 |
| 4トン車 | 13,000円 |
いずれも税別・目安の金額で、土質や時期、量によって変動します。正確な費用はお見積りいたしますので、お気軽にお問い合わせください。受け入れの流れや条件は残土処分のご案内にまとめています。ヤードは10トンダンプが進入できる広さがあり、事前にお電話をいただければ当日の持ち込みもスムーズです。
自分で運ぶときに気をつけたい3つのこと
① 車の最大積載量を先に確認する
土は水分を含むと想像以上に重くなり、荷台に余裕があるように見えても、先に重量の上限へ届いてしまいます。お使いの車の最大積載量は車検証に記載されていますので、積み込む前に確認しておきましょう。これを超えて積む「過積載」は法令で禁止されているうえ、ブレーキの効きが悪くなるなど安全面でも危険です。「まだ積めそう」という見た目ではなく、重さで判断してください。
② 土嚢袋は詰めすぎない
土嚢袋は満杯にすると持ち上がらなくなり、袋が破れる原因にもなります。口を縛れる余裕を残して詰めると、積み降ろしがぐっと楽になります。雨で濡れた土はさらに重くなるため、可能であれば乾いた日に作業するのがおすすめです。
③ 荷台の養生と飛散防止
荷台にシートを敷いておくと、降ろした後の掃除がぐっとラクになります。走行中に土がこぼれないよう、上からもシートを掛けてロープで固定しましょう。
運ぶ車がない・量が多いときは出張引き取り
「軽トラックを持っていない」「土嚢袋20袋を何往復もするのは大変」という場合は、自社ダンプによる出張引き取りをご相談ください。平塚市を中心に、伊勢原市・秦野市・厚木市・海老名市・茅ヶ崎市など神奈川県内へおうかがいしています(別途運賃、重機が必要な場合はご相談ください)。おおよその量と場所をお伝えいただければ、費用の目安をご案内します。
英建株式会社は昭和56年の創業以来40年以上、平塚市岡崎で土と向き合ってきました。業者様の現場から出るガラ混じりの土など、産業廃棄物にあたるものについては、産業廃棄物収集運搬業(神奈川県)の許可にもとづき、マニフェストの発行を含めて法令に沿って対応しています。
逆に「土が足りない」ときもご相談ください
外構のDIYでは、掘る作業だけでなく「花壇に入れる土が足りない」「駐車場のぬかるみを直したい」といった場面もあります。英建では、庭づくりや埋め戻しに使える良質な土の無料提供を行っています(お持ち帰りは無料、配達は運賃のみ)。
また、残土を降ろした帰りに砕石を積んで帰ることもできます。駐車場や通路の仕上げに使うRC-40などの砕石も取り扱っていますので、往復を1回にまとめられるぶん、車両の手配もコストも抑えられます。
まとめ|DIYの土は「量」と「混ざり物」で決まる
DIY・外構工事で出た土は、平塚市では処理困難物にあたり、家庭ごみとしては出せません。まずは掘る範囲から量の見当をつけ、砂利やガラなどの混ざり物を分けておくこと。この2点を押さえておけば、処分はぐっとスムーズになります。少量なら土嚢袋1袋から持ち込みでき、運ぶ手段がなければ出張引き取りという選択肢もあります。
「この量なら持ち込みと引き取りのどちらがよいか」「この土は受け入れてもらえるか」といったご相談も歓迎です。持ち込みも引き取りも、平塚の英建株式会社へお気軽にお問い合わせください(TEL 0463-50-3610)。
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