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真砂土・山砂・改良土の違い|庭や外構に使う土の選び方【平塚】

庭づくりや外構の相談をしていると、「真砂土(まさど)」「山砂(やまずな)」「改良土(かいりょうど)」という名前がよく出てきます。見た目は似ていても、でき方はまったく違います。真砂土は花崗岩という岩が風化したもの、山砂は丘陵地などから採れる砂、改良土は工事で出た土に石灰などを混ぜて性質を整えたものです。3つの違いと、庭や外構で選ぶときの確認ポイントを、平塚市岡崎の英建株式会社がご説明します。

真砂土・山砂・改良土の違いをひと目で

まずは3つの土の「生まれ」を並べてみます。名前が似ていても、もとになっているものが違うと、向いている使い道や注意点も変わってきます。

名前 でき方
真砂土 花崗岩が長い年月をかけて風化し、ぼろぼろに崩れてできた土
山砂 かつて川や海にあった砂が、地殻変動で陸地になった丘陵地などから採れる砂
改良土 工事で出た土(建設発生土)に石灰などを混ぜて、使いやすい性質に整えた土

ざっくり言えば、真砂土と山砂は自然の中から採ってくる材料、改良土は人の手で性質を整えた材料です。ここからは、それぞれをもう少し詳しく見ていきます。

真砂土とは|花崗岩が風化してできた土

真砂土は「まさ土」「マサ」とも呼ばれ、花崗岩が風化してできた土です。広島県の砂防事業の資料でも、県南部を中心に広く分布する地質として「崩壊し易い風化花崗岩(マサ土)」が挙げられています。

同じ真砂土でも性質に幅がある

真砂土は、もとの岩がどこまで風化しているかによって、粒の残り具合や手触りが変わります。採れた場所や製品によって性質に幅があるため、「真砂土だからこう」と名前だけで決めつけず、実際の土を見たり、販売店に使い道を伝えて相談したりするのが確実です。

斜面や段差では崩れに注意

広島県の資料が「崩壊し易い」と書いているとおり、風化花崗岩の地盤は、長雨や集中豪雨のときに崩れやすいことで知られています。庭で真砂土を使って高低差をつけたり、法面(斜面)に盛ったりする場合は、土留めや水の逃げ道もあわせて考えておくと安心です。

山砂とは|丘陵地から採れる砂

山砂は、その名のとおり山や丘陵から採れる砂です。千葉県の資料では、産業技術総合研究所のホームページの資料をもとに、山砂・砂利を「かつて河床や海岸、海底にあったものが、地殻変動により陸地となった丘陵地等にあるもの」と説明しています。同じ資料では、河川などから採る川砂、旧河川敷だった農地などから採る陸砂、海岸や海底から採る海砂とあわせて、自然から採取される「天然骨材」に分類されています。

この資料ではさらに、山砂・砂利は粒の大きさでみると砂の比率が高く、骨材(コンクリートなどの材料)として使うには「採取後に泥分の洗浄が必要」とされています。つまり、採ったままの山砂には細かい泥分が含まれていることがある、ということです。また同資料(平成20年2月の報告書)では、首都圏の大きな砂の需要を背景に、千葉県の山砂・砂利の採取量が突出していると、当時の状況が説明されています。

山砂を注文するときは名前だけで判断せず、「何に使いたいか」を伝えて、合うものを提案してもらうと行き違いがありません。

改良土とは|工事で出た土を整えたもの

改良土は、工事で掘り出した土(建設発生土)に、石灰などの改良材を混ぜて性質を整えた土です。秋田県の資料では「建設発生土に石灰を添加して改良したもの」と説明されており、上下水道工事で出た掘削土をプラントで改良し、埋め戻しの材料として再利用している例が紹介されています。

土には「硬さ」で分ける区分がある

工事で出た土は、そのままでは柔らかすぎて使いにくいこともあります。国土交通省の資料「発生土について」では、発生土(工事に伴って出る土砂や汚泥)を硬さの目安(コーン指数)などで次のように区分しています。

区分 性状・強度
第1種建設発生土 礫及び砂状
第2種建設発生土 コーン指数800kN/㎡以上
第3種建設発生土 コーン指数400kN/㎡以上
第4種建設発生土 コーン指数200kN/㎡以上
泥土 コーン指数200kN/㎡未満

(表は同資料をもとに編集)数字が大きいほど締まった硬い土というイメージです。柔らかめの土に改良材を混ぜて、埋め戻しなどに使える硬さに整えたものが改良土、と考えると分かりやすいでしょう。土を捨てずに資源として使い回すための工夫でもあります。

花壇や菜園に使うなら事前に確認を

改良材にセメントや石灰を使った土は、アルカリ性に傾くことがあります。国土交通省の資料「pHおよび悪臭に関する留意事項」でも、建設汚泥をセメントや石灰で処理した改良土について「高いpH を示す場合があり」と注意点が示されています。改良土はもともと埋め戻しなど土木用途の材料なので、花壇や家庭菜園に使いたい場合は、購入先に用途を伝えて向き不向きを確認してから決めるのがおすすめです。

庭・外構で土を選ぶときに確かめたい4つのこと

土の名前を覚えるよりも大切なのは、「自分の使い道に合っているか」を確かめることです。注文や相談の前に、次の4点を整理しておくとスムーズです。

  • 何に使うか…花壇・菜園、かさ上げ、埋め戻し、駐車スペースの下地など、用途を具体的に伝える
  • どこから来た土か…出どころがはっきりした土を選ぶ。改良土なら何で改良したかも聞いておく
  • どれくらいの量か…「面積×高さ」でおおよその量を出し、重さと運び方も考えておく
  • 盛る高さや面積…平塚市は市全域が盛土規制法の規制区域。規模によっては神奈川県の許可が必要になる

とくに最後の点は見落とされがちです。庭に大量の土を入れて高さを変える場合の規制の考え方は、「土が欲しい」方向けの無料の土提供の記事でまとめていますので、あわせてご覧ください。畑などの農地に土を入れる場合は、これとは別に農地の手続きが関わることがあります。平塚市農業委員会は「軽易な農地造成の届出」について事務局で相談するよう案内していますので、事前に問い合わせておくと安心です(農業委員会事務局 電話0463-21-9851)。また、車が乗る場所は土だけだと沈み込みやぬかるみが起きやすいため、仕上げに砕石を敷くのが一般的です。

英建でご用意できるもの・ご相談いただけること

英建株式会社では、土や砕石について次のようなご相談を承っています。

  • 良質土の無料提供…残土のうち、園芸や埋め戻しに使える良質な土をお譲りしています(持ち帰りは無料、配達は運賃のみ)。種類や量は時期によって変わるため、お越しの前にお電話で用途をお知らせください
  • 砕石の販売…常時ストックしているのはRC40・C40・RC10(ダスト)です。そのほかの砕石についてはお問い合わせください。詳しくは砕石販売のページをご覧ください
  • 余った土の処分…持ち込みでの受け入れと、自社ダンプでの出張引き取りに対応しています。1台・少量・土嚢袋1袋からご利用いただけます。危険物・悪臭のする土・汚染土壌などは受け入れできません。そのほか受け入れが難しいものもありますので、事前にご相談ください。詳しくは残土処分のページをご覧ください

なお、真砂土・山砂・改良土の取り扱いについては、サイトには掲載していません。必要な場合は、用途と量をお電話でお知らせください。

まとめ|名前より「使い道」で選ぶのが近道

真砂土は花崗岩が風化した土、山砂は丘陵地などから採れる砂、改良土は工事で出た土に石灰などを混ぜて整えた土です。どれが優れているということではなく、使い道によって合う・合わないがあります。名前だけで選ばず、用途・出どころ・量・盛る規模を確かめてから決めると失敗を防げます。

土を入れたいときも、工事で土が余ったときも、平塚の英建株式会社へお気軽にご相談ください(TEL 0463-50-3610)。伊勢原市・茅ヶ崎市・大磯町など近隣からのご相談も承っています。

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